#3:一瞬の欲望【 朝丘 大介 】

古名 飴
古名 飴
皆さんお疲れさまです!
お待ちかね、朝丘大介先生の『短編小説』第3段を公開です!
つかの間の1分で癒やされて帰ってくださいね😊
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朝丘大介:一瞬の欲望

 

真由美は喫茶店で仕事の資料に頭を悩ませていた。とにかく明日までに資料を仕上げないといけない。

 

斜向かいのテーブルにものすごいイケメンが座った。

Sサイズの顔に切れ長の長い目。切なく垂らした前髪。おそらくはモデルだろう。

 

いきなり目の前に現れた美青年に心を奪われそうになりながら、真由美は首を左右に振った。

 

いけない、仕事しごと。いまは男よりも仕事よ。

 

真由美は一心にペンを走らせた。イケメン青年を、もうひと目見たい葛藤にいら立ちながら。

 

そのまま十分ほど経っただろうか。とうとう我慢できなくなり、真由美は顔を上げた。

 

斜向かいの席に先ほどのイケメンの姿はなく、代わりに鼻毛の伸びたバーコード頭のおやじが、ぷかーっと鼻からタバコを吹かしていた。

朝丘先生
朝丘先生
主人公を女性に換えましたが、現実にこういった経験アリです。

©2023 Daisuke Asaoka

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