#59:2024年上半期映画ベスト10【朝丘 大介】

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2024年上半期映画ベスト10

 

今回は今年の上半期に僕が観た五十本近くの作品の中から、良かった作品をみなさまにご紹介いたします。

 

 

 

1.ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

 

 

 

1970年12月の、ボストン近郊にある名門バートン校。誰もが家族を持つ家に帰るクリスマス休暇が近づく。しかし、学校に残る者たちもいた。

 

 

 

生真面目で融通が利かず、皆に嫌われている古代史の教師ハナム。彼は冬休み返上で

 

 

 

帰れない生徒の面倒をみることに。学校に残る生徒の一人は、反抗的なアンガス。

 

 

 

ベトナム戦争で息子を失ったばかりの料理長メアリーも一緒にクリスマスを過ごすことになる。

 

 

 

孤独な彼らにはそれぞれ心を開かぬ理由があった。それでも反発しあいながらも、彼らの関係は少しずつ変化していく。

 

 

 

先生と生徒がふだん教室ではできない話をして、秘密を分かち合う。

 

 

 

アカデミー賞作品賞ノミネート。最優秀作品賞を受賞の『オッペンハイマー』や作品賞ノミネートの『関心領域』よりわかりやすく、面白かった。

 

 

 

それぞれの人物像がていねいに描かれている。

 

 

 

アル・パチーノの『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』みたいな映画です。

 

 

 

2.違国日記

 

 

 

交通事故で両親を亡くした15歳の少女・朝。葬儀の堰で、親戚たちの心ない言葉が彼女に突きささる。そんなとき、「あなたを愛せるかどうかはわからない。でも、わたしはあなたを決して踏みにじらない」朝にそう云い放ったのは叔母の槇生(まきお)だった。朝をたらいまわしにする親戚たちの無責任さに思わず連れて帰ってきてしまったのだった。

 

 

 

こうしてふたりの共同生活が始まった――。

 

 

 

淡々とテンポよく物語が進んでいく。大して何も起こらない2時間20分がキャストの芝居の力もあってまったく退屈せずに観られる。朝の日常を通じて、思春期の気持ちを再体験できます。

 

 

 

3.アイアンクロ―

 

 

 

プロレスラーであるフリッツ・フォン・エリックの四人息子たちが、家業を継いでプロレスラーになるが、父は「もっと強くなれ」と絶えずプレッシャーをかける。

 

 

 

父の期待に応えるため兄弟たちは、次々と悲劇に見舞われていくーー。

 

 

 

フィクションなら、あり得ないような話だが、これが実話ということに驚かされる。

 

 

 

「家族の在り方」というものを考えさせられる作品です。

 

 

 

4.あまろっく

 

 

 

理不尽なリストラで失業し、独身の優子は実家に戻ってくる。

 

 

 

ニートの日々を送る中、父が突然再婚すると言いだし、20歳の早希を連れてきた。

 

 

 

突然現れた自分よりずっと年下の母の登場に戸惑う優子は、父と早希との共同生活を受け入れることができず、三人の日々はかみ合わない。

 

 

 

しかし、ある悲劇が一家を襲ったことで、優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていく。

 

 

 

「死」というものから、「生」の在り方について考えさせられました。

 

 

 

5.デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(前章・後章)

 

 

 

東京で女子高生ライフ(後章ではキャンパスライフ)を送る、門出(かどで)と“おんたん”こと鶯蘭(おうらん)。

 

 

 

二人が暮らす東京の上空には、三年前の8月31日、突如宇宙から出現した巨大な宇宙船が浮かんでいた。二人と世界は加速度的に破滅へと向かっていく。

 

 

 

大人になる前、学生時代に誰もが感じたことのある“大切な人のためなら自分を捨てられる気持ち”や“青い気持ち”が蘇ります。

 

 

 

前章は門出が主役の話で、後章はおんたんが主役の話という印象を受けた。

 

 

 

おんたんは、『キックアス』のヒットガール以来の、魅力的なティーンエイジャーで、僕はおんたん好きになった。←やばい 笑。『鉄コン筋クリート』が好きな人にお薦め。

 

 

 

6.ミッシング

 

 

 

ある日、街で少女失踪事件が発生する。母親の沙織里はあらゆる手段で娘を捜すが、有力な手がかりも見つからないまま3カ月が経つ。

 

 

 

世間の関心も薄れ、夫との温度差に苛立つ沙織里だったが、失踪当日にアイドルのライブに行っていたことがSNSに投稿され……

 

 

 

無責任な報道や、心ないネットの報道に対し、どう対処していくべきか、考えさせられる。

 

 

 

子どもを捜す夫婦に、ラストで人間的成長が感じられる。

 

 

 

7.からかい上手の高木さん

 

 

 

とある島の中学校。隣の席になった高木さんに、何かとからかわれしまう男の子・西片。

 

 

 

かけがいのない日々を過ごしていた二人だったが、ある日離れ離れになってしまう。それから10年。高木さんが島に帰ってきた。

 

 

 

母校で体育教師として奮闘する西片の前に、教育実習生として突然、現れたのだった。10年ぶりに再会した二人の、止まっていた時間が、再び動きだす――。

 

 

 

主演のふたりの可愛らしさ、瑞々しさが見どころでしょうか。

 

 

 

男性の観客は高木さん、女性の観客は西方君に恋をし、同性のキャラクターを応援してしまいそう。

 

 

 

8.コット、はじまりの夏

 

 

 

大家族の中でひとり静かに暮らす9歳の少女コットは、夏休みを親戚夫婦のもとで過ごすことに。優しく歓迎する叔母に髪を梳かしてもらったり、口下手な叔父と一緒に牛の世話を手伝ったり。ふたりの温かな愛情をたっぷり受けたコットは、いままで経験したことのなかった生きる喜びに包まれ、すこしずつ自分自身を解放していく。

 

 

 

少女のひと夏の成長がていねいに描かれています。

 

 

 

9.あんのこと

 

 

 

杏は、シャブ中で、ウリの常習犯。子どものころから、母親に殴られて育った。

 

 

 

「警察でも力になれることはある」

 

 

 

取調室で出会った多々羅という刑事が、生活保護の申請を手伝ってくれ、生きるレールを敷いてくれる。

 

 

 

杏は一から人生をやり直そうと、家を出、老人ホームで働き、夜間学校で行かなかった小学校の勉強を始め、人生が明るく動き始めるのだが……。

 

 

 

『四月になれば彼女は』で、理想のヒロインを演じていた可愛優実が、あんという難しい役を演じている。

 

 

 

役者たちの演技力で、ぐいぐい話を引っ張っていく。

 

 

 

杏が新しい世界で新しい自分を見つけていく様は、見ていて爽快で、応援したくなった。

 

 

 

実話がベースになっているということで、決してハッピーエンドではない。

 

 

 

杏の人生は何だったのだろうと考えさせられた。

 

 

 

この世には、縁を切らないと自分をおかしくする人間がいる、ということを、改めて思い知らされた。

 

 

 

10.夜明けのすべて  

 

 

 

月に一度、PMSという病気でイライラが抑えられなくなる女性が、ある日同僚の男性の小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、その同僚もパニック障がいを抱えていて、様ざまなことを諦め、生きがいも希望も失っていたのだった。

 

 

 

いつの間にか同志のような気持ちが芽生えていく二人。いつしか自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるようになるのではないかと思う。

 

 

 

山田洋次監督の『学校』シリーズと作風が似ている。

 

 

 

ベスト10にランキングした映画はどれも甲乙つけがたく、1位から10位までに大差はないです。この他にも『ルックバック』『青春18×2 君へと続く道』『九十歳。何がめでたい』など、ベスト10に入れたい作品はありました。

 

 

 

また、今年になって観た『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』(封切は2023年12月)も、良かったです。

 

 

 

再上映作品では、『ベルリン 天使の詩』がお薦め。

 

 

 

地上にいる人々を見守る天使が、いつも見守っている女性を好きになり、彼女に 想いを告げるため、人間になって街に戻ってくるというお話。

 

 

 

「あれ、見て」

 

 

 

子どもの目には塔の上にいる翼をつけた天使が見えている。

 

 

 

カンヌ映画祭最優秀監督賞受賞。『PERFECT DAYS』のヴィム・ヴェンダース監督作。

 

 

 

昔の作品なのでDVD化され、たぶん配信されていると思います。

 

 

 

再上映作もいれるのであれば、これが一位かも……!

 

 

 

©2024 Daisuke Asaoka

 

 

 

 

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