#85:2024年下半期映画ベスト10【朝丘 大介】

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2024年下半期映画ベスト10

 

1.『ぼくが生きてる、ふたつの世界」

 

 

あらすじ

 

 

宮城県の港町で暮らす五十嵐家に男の子が誕生し、大と名づけられる。

 

 

耳の不自由な両親に育てられた大にとって、母の通訳をすることは普通のことだったが、成長と共に周囲からの特別視に戸惑い、苛立つようになる。

 

 

母への感情を持て余す大は東京へ旅立つが……。

 

 

「こんな家の子に生まれてきたくなかったよ!」

 

 

というセリフは、反抗期であれば、どこの家の子も吐くものだと思った。

 

 

実際にろう者である母親役の女優の演技が特に良かった。

 

 

自分と両親のことを重ねて観たので、心が震えた。

 

 

良作です。

 

 

2.『お坊さまと鉄砲』

 

 

あらすじ

 

長年国民から愛された国王の退位によって、ブータンは民主化へ転換を図る。

 

 

はじめての選挙を目指して、模擬選挙が実施されることに。

 

 

山に囲まれた村で知らせを聞いた高僧は、なぜか若い僧に山を下りて拳銃を二丁、探してくるように言いつけるのだが……。

 

 

これを見ると、ブータンの人々が全体的に素朴で、平和を愛しているのがわかる。

 

 

高僧がなぜ拳銃を必要としているのか、そのオチもお見事。

 

 

現代のおとぎ話を観ているようだった。

 

 

選挙で投票する国民の、「この人に投票する理由」がとても純粋だった。

 

 

優しい気持ちになれました。

 

 

3.『正体』

 

 

あらすじ

 

 

日本中を震撼させた凶悪な殺人事件を起こして逮捕され、死刑判決を受けた

 

 

鏑木(かぶらぎ)慶一が脱走した。

 

 

鏑木を追う刑事の又貫は、逃走を続ける鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べる。

 

 

しかし、彼らが語る鏑木は、それぞれがまったく別人のような人物像だった。

 

 

さまざまな場所で潜伏生活を送り、姿や顔を変えながら、間一髪の逃走をくり返す鏑木。

 

 

やがて彼が必死に逃亡をし続ける目的が明らかになり……。

 

 

すごく良かった。

 

 

観る前は、連ドラ向けのテーマだなあ、と思っていたが、惹きこまれた。

 

 

ここでの悪役は、真犯人ではなく、見せしめに主人公を誤認逮捕する警察上層部だ。

 

 

観終わったあと、カタルシスを得られる作品だった。

 

 

4.『ロボットドリームズ』

 

 

あらすじ

 

 

大都会ニューヨーク。

 

 

ひとりぼっちのドッグは、孤独感に押しつぶされそうになっていた。

 

 

そんな物憂げな夜、ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。

 

 

数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱……それは友だちロボットだった。

 

 

ニューヨークの名所を巡りながら、深い友情を育んでいくドッグとロボット。

 

 

ふたりの世界はリズミカルに色づき、輝きを増していく。

 

 

しかし、夏の終わり、海水浴を楽しんだ帰りに、ロボットが錆びて動けなくなり、ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。

 

 

離れ離れとなったドッグとロボットは、再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごす。

 

 

やがてまた巡りくる夏。

 

 

ふたりを待ち受ける結末とは……。

 

 

とても切ない、心に残る話だった。

 

 

「一生あなたの心に残る、宝物のような102分」

 

 

というキャッチコピーに嘘はない。

 

 

2024年のアカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされていたが、大賞を受賞した『君たちはどう生きるか』よりも、こちらのほうが好みだった。

 

 

5.『傲慢と善良』

 

 

あらすじ。

 

 

これまで仕事も恋愛も順調だった西澤架(かける)は、長年交際していた恋人にフラれたことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始める。

 

 

そこで出会った控えめで気の利く坂庭真実と付き合い始めたものの、1年経っても結婚に踏み切れずにいた。

 

 

ある日、真実がストーカーに狙われていることを知った架は、彼女を守るためようやく婚約を決意するが、真実は突然姿を消してしまう。

 

 

真実の行方を求めて彼女の両親や友人、同僚、過去の恋人を訪ね歩くうちに、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知る。

 

 

破局から再生の物語。

 

 

主役のカップルの仲をこわす架の女友だちが最悪の人間で腹が立ったが、まあ、これは「悪役」だからだろう。

 

 

最後はハッピーエンドなので良かった。

 

 

6.『ブルーピリオド』

 

 

あらすじ

 

 

そつなく器用に生きてきた高校生・矢口八虎は、苦手な美術の授業の課題「私の好きな風景」に困っていた。

 

 

悩んだ末に一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみた。

 

 

そのとき、絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出したような気がした八虎は、美術に興味を持ちはじめ、のめりこんでいく。

 

 

そして、国内最難関の美術大学への受験を決意するが、経験も才能もないなかで、立ちはだかるライバルたちの存在や正解のない「アート」の世界で苦悩していくこととなる。

 

 

観るまでは、金髪の学生である主人公に感情移入できないのではないかと思っていたが、観てみたら、主人公は真面目で、善良な家庭の子で、話に入りこむことができた。

 

 

自分の内面と向き合い、自分で答えをだすという点で、絵の世界も文芸と変わらないですね。

 

 

とても厳しい世界だからこそ、主人公には美大に合格してほしいと心から思いました。

 

 

7.『SUPER HAPPY FOREVER』

 

 

あらすじ

 

 

ある朝、妻に突然先立たれた佐野は、幼なじみの宮田と、5年ぶりに海辺のリゾート地を訪れる。

 

 

彼らは、佐野の亡き妻・凪(なぎ)の影を追うように、街の中を巡っていく。

 

 

ふたりは同じくふたり組の女性たちに出会うのだが、佐野は妻を亡くした喪失感を拭えずにいて……。

 

 

第21回レイキャビク国際映画祭最高賞受賞。

 

 

喪失と追想の映画。

 

 

〝永遠の一瞬〟を切りとったような作品。

 

 

なぜだかわからないけど、心に残り、夢の中にも、この映画の光景が出てきた。

 

 

8.『侍タイムスリッパー』

 

 

あらすじ

 

 

幕末に生きる侍が、ひょんなことから現代の時代劇撮影所にタイムスリップする。

 

 

はるか昔に江戸幕府が滅んだ事実にがく然としながらも、やがて決意を新たに現代で生きていくべく〈斬られ役〉で身を立てようと奮闘する。

 

 

山口馬木也さん演じる主人公だけでなく、登場人物すべてが良い。

 

 

時代の流れで、本屋、TSUTAYAなどとともに〈時代劇〉というジャンルも日が当たらなくなってきている。

 

 

その時代劇への愛が感じられる。

 

 

インディーズ映画であるが、僕が観たときは2館でしか上映していなかった。

 

 

どのメジャー映画にも遜色ない評判が口コミで伝わり、プレミアから半年経った現在も全国の映画館で上映されている。

 

 

面白かったです。

 

 

9.『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』

 

 

あらすじ

 

 

1969年、アメリカ。ケネディ大統領が宣言した〈人類初の月面着陸を成功させるアポロ計画〉から8年――。未だ失敗続きのNASAに対し、国民の関心は薄れ、予算は膨らむ一方。

 

 

この最悪な状況を打破するため 政府関係者のモー(ウディ・ハレルソン)を通してNASAに雇われたのはニューヨークで働くPRマーケティングのプロ、ケリー(スカーレット・ヨハンソン)。

 

 

アポロ計画を全世界にアピールするためなら手段を選ばないケリーは、宇宙飛行士たちを「ビートルズ以上に有名にする!」と意気込み、スタッフにそっくりな役者たちをテレビやメディアに登場させ、“偽”のイメージ戦略を仕掛けていく!

 

 

そんな彼女に対し、実直で真面目なNASAの発射責任者コール(チャニング・テイタム)は反発するが、ケリーの大胆で見事なPR作戦により、月面着陸は全世界注目のトレンドに!

 

 

そんな時、モーからケリーにある衝撃的なミッションが告げられる――!

 

 

なんか『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を観ている感じだなぁ、と思ったら、やっぱりヒロインが詐欺師の映画だった。

 

 

宇宙飛行士にオメガの腕時計をさせる、といったタイアップで、広告料を得、NASAの予算を増やしていく様は見ていて痛快。

 

 

人って付き合う相手で、性格も人生も変わっちゃうんだなぁ、と思いました。

 

 

最後に、ヒロインが〈真実〉を選択して気分良かったです。

 

 

10.『小学校~それは小さな社会~』

 

あらすじ

 

 

集団行動や勤勉さといった日本人的価値観が小学校の6年間でどのように育まれていくのか。

 

 

1年生と6年生に焦点を絞り、その学校生活をていねいに見つめていく。

 

 

ポスターには『The making of a Japanese』という海外用の?タイトルがつけられている。

 

 

集団行動や協調性は小学校でつくられている。

 

 

そこから落ちこぼれてしまう生徒については、本作では触れていない。

 

 

ドキュメンタリーなので、この作品をどう受けとめるかは観る人に委ねるといった感じだ。

 

 

ノスタルジックになりながら、あまり考えずしみじみと観たが、この映画が海外で注目を集めているということは、日本の教育は特異であるのかもしれませんね。

 

 

 

©2025 Daisuke Asaoka

 

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