
「落札者からクレームが来てしまった!どうしよう?」

「自宅にある不要品のリサイクル」や「転売で副収入を得る」ために、ヤフオク!を利用している方は多いですよね。
パソコン1台あれば、手軽に取引ができるので便利なサービスのひとつです。
とは言え、全てがスムーズに取引できるという訳ではありません。
落札者の中には、クレームを言う人や代金を支払わない人もいます。
また、出品者も「商品を間違えて発送してしまった」「商品を送る際に破損してしまった」というトラブルにならないとは限りません。
そのため、最悪の事態を想定し、予め対策を取っておくことは非常に有効です。
そこで、今回は「ヤフオク!取引で起きやすいトラブルとその対処法」について、詳しく解説していきます。
ヤフオク!でこれから出品する人はもちろん、ヤフオク!ユーザーの方や「トラブルが起きてしまった…」と困っている方も、ぜひ最後までチェックし正しい対処法を勉強していきましょう。
取引にまつわるトラブルと対処法
では早速、「トラブルとその対処法」を見ていきましょう。
今回、取り上げるトラブルは次の7つです。
- 発送前に商品の問題に気づいてしまった…
- 商品を返品(返金)したいと落札者から連絡が来た
- 発送したにも関わらず、落札者から「商品が届かない!」と連絡が来た
- 落札者が受け取り連絡をしてくれない
- 届いた商品が破損していると連絡が来た
- 落札者からの入金がない
- 落札者から無理なお願いを執拗にされる
どれも「起きやすいトラブル」なので、1つずつ確認していきましょう。
トラブル①:発送前に商品の破損に気づいてしまった…
1つ目のトラブルは、「発送前に商品の問題に気づいてしまった…」パターンです。
例えば、
- 落札された後に、商品の保管がないことに気づいた…
- 説明文に記載していない傷や破損が見つかった…
というケースが該当します。
このような問題が発生した場合は、出品者側の不注意が原因ですのですぐに落札者に謝罪するようにしましょう。
◯【対処法】落札者に謝罪し、取引をキャンセルしてもらう
落札された商品に、後から不備が見つかった場合は発送せず、取引ナビから落札者に事情を説明してください。
説明には、次の3点の内容が含まれていれば、OKです。
- 謝罪の言葉
- 発送できない理由(不備はどういったものか)
- 取引をキャンセルしたい
商品の不備問題はできる限り避けて欲しいですが、もし起きてしまった場合はきちんと謝罪してくださいね。
トラブル②:商品を返品(返金)したいと落札者から連絡が来た
落札者の中には、入金後に商品を返品(返金)したいという人もいます。
出品する際の説明文に不足があった場合は仕方ないですが、落札者の都合で返品対応するのはめんどくさいですよね。
どのように対処すれば良いのでしょうか。
◯【対処法】返品・返金理由を落札者に確認する
返品・返金依頼があった時は、まず「返品したい理由を確認すること」が大切です。
例えば、
- 落札した商品とは異なる商品が届いた
- 説明されていない商品の不備があった
このようなケースは、出品者側の問題でもあるため、必ず返品・返金に対応しましょう。
ですが、なかには落札者の勝手な都合で返金して欲しいというケースもゼロではありません。
理由を聞き、納得できない時は【商品満足サポート】に審査してもらうよう落札者に提案してみましょう。
商品満足サポートとは、落札した商品に納得できない場合、Yahoo!側が落札金額の全額をPayPayボーナスで返金するというサービスです。
商品満足サポートのサポート条件は以下の7つ。
- 購入した商品が届き、商品に満足できない
- Yahoo!かんたん決済で代金を支払いしている
- ヤフネコ!パック、ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)、おまかせ大型配送、いずれかの匿名配送で商品を発送
- 購入後30日以内の商品
- Yahoo!ウォレットの登録
- 届いた商品の写真、本人確認書類の提出
- 1年に1度だけ
商品満足サポートを使えば、「出品者」「落札者」の双方がWinWinになれるかもしれません。
条件に当てはまっていれば申請可能ですので、ぜひ利用してみてください。
➤商品満足サポートはこちらをチェック
トラブル③:発送したにも関わらず、落札者から「商品が届かない!」と連絡が来た
かなり頻繁に起きるトラブルの一つが「発送したにも関わらず、落札者から『商品が届かない!』と連絡が来た」ケースです。
商品が届かない場合は、次の2つに当てはまっている可能性があります。
- 出品者の伝票記載ミス
- 運送会社の配送ミス
そのため、「届かないと連絡があった場合はどちらに該当するか」確認するようにしましょう。
◯【対処法】伝票記載を間違えてしまった場合
伝票の記載ミスは出品者側の責任ですので、もし間違えた場合は落札者に返金するか、同じ商品を再送するようにしてください。
記載ミスをしてしまうと、運送会社から返却されることもありますが、別の宛先に届けられ帰ってこないケースもあるので、十分注意しましょう。
◯【対処法】運送会社の配送ミス
伝票の記載が誤っていないにも関わらず、「届いていない!」と連絡が来た場合、運送会社の配送ミスの可能性があります。
運送ミスの場合、配送会社のサポートが受けられるため、一度運送会社に問い合わせてみましょう。
ただし郵便局が運営しているゆうパックは、保障が効かないものもあるため注意してくださいね。
トラブル④:落札者が受け取り連絡をしてくれない
落札者から受け取り連絡が来ないと、取引を完了できないため困りますよね。
受け取り連絡が来ない場合の対処法を見ていきましょう。
◯【対処法】受け取り連絡が来ない場合、落札者に一度問い合わせる
商品を発送したにも関わらず、受け取り連絡がなかなか来ない場合は、落札者に一度問い合わせてみましょう。
なかには、「受取連絡のボタンを押すこと」を単純に忘れていたというケースもいます。
「商品を受け取った際には、受け取りボタンを押して欲しい旨」と「まだ商品が届いていない旨を連絡して欲しい旨」をきちんと落札者に伝えるようにしましょう。
もし伝えても動きがない場合は、一度ヤフオク!のお問い合わせフォームから問い合わせてみましょう。
➤お問い合わせはこちらをクリック
トラブル⑤:届いた商品が破損していると連絡が来た
梱包前に破損していないことをきちんと確認していても、配送の段階で「破損」してしまうケースがあります。
もし「届いた商品が破損している」と連絡が来た時は、きちんと「配送の段階での破損である」ことを伝え、正しく対処していきましょう。
◯【対処法】破損していると連絡が来たら、配送中の破損であることをしっかり伝える
配送中の破損であることが分かっているのであれば、まず落札者に事情をきちんと報告することが大切です。
最低限、以下の2つの内容については、きちんと伝えましょう。
- 梱包時には破損していなかった
- 開けた際に破損が見つかった場合、運送中のトラブルであることが考えられる
きちんと説明しなければ、落札者に「破損していることを知りながら、説明せずに送りつけた」と受け取られ、「悪い評価」をされてしまうことも。
今後もヤフオク!を続けていきたいのであれば、できる限り悪い評価は避けた方が良いです。
事情を説明した後は、落札者と相談し双方が納得するかたちで解決策を決めましょう。
基本は次のどちらかになるはずです。
- 梱包時には破損していなかった
- 開けた際に破損が見つかった場合、運送中のトラブルであることが考えられる
返品での対応となった場合は、一度【お買いものあんしん補償】サポートを受けられないかチェックしてみましょう。
保障対象の条件にあえば、修理費用や返品保障をしてもらうことが可能です。
ただし破損した部分の写真や修理見積書等が必要になるため、事前に保障条件をきちんと確認しておくことをおすすめします。
➤お買い物あんしん補償サポートはこちらをクリック!
トラブル⑥:落札者からの入金がない
トラブルの中で一番困るのが、「落札したにも関わらず入金が一切ない場合」ケースです。
発送するにもできず、困りますよね。
入金がないケースは主に、次の3つに分かれます。
- 落札後、一切返信がこない
- 連絡は来るものの、入金されない
- 落札者から「入金した」と連絡はあるものの、「入金」確認ができない
それぞれ対処法は変わってくるので、しっかり確認していきましょう。
◯【対処法】落札者から入金されていない場合
「連絡しても落札者から返信が来ない」あるいは「連絡は来るけれど、いっこうに入金されない」時は、「〇〇日までに入金されていなければ、取引を終了する」と伝えるようにしましょう。
期限が設定されれば、期限に間に合うかたちで落札者も入金するかもしれません。
落札から42日以内であれば、キャンセルが可能なのでもし入金がない場合は試してみてください。
◯【対処法】「入金した」と連絡はあるものの、「入金」確認ができない
落札者から「入金した」と連絡はあったものの、「入金確認」ができない場合は、「ヤフオク!」のシステム上でエラーが発生している可能性もあります。
ヤフオク!のカスタムサポートセンターに問い合わせてみましょう。
➤お問い合わせはこちらをクリック
トラブル⑦:落札者から無理なお願いを執拗にされる
ヤフオク!は個人間の取引のため、取引相手のなかには迷惑な人もいます。
例えば、
- 「もっと値下げして欲しい」と交渉してくる
- 電話番号やメール、LINEなど、別のやり取り方法を指定してくる
- 決済方法を変更して欲しいとお願いされる
もちろん対応可能なものであれば、双方が納得できるかたちで取引するのがベストですが、全てが対応できる訳ではないですよね。
最後に、対応できない場合の対処法を見ていきましょう。
◯【対処法】落札者の要望でも、対応できないものははっきりと断る
もし落札者のお願いのうち、「納得できないもの」や「対応できないもの」があれば、はっきりと断るようにしましょう。
落札者だからといって、すべての要望に答えないといけない訳ではありません。
無理なものは「無理」とはっきり伝えましょう。
また、別の方法でやり取りをすることや決済方法を変更することは、ヤフオク!自体の規約違反となるため、見つかればあなたもペナルティを負うことになります。
わざわざ、あなたまで損をする必要はありません。
もし対応できない場合は取引を断り、また別の購入者を探してみましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は「ヤフオク!取引で起きやすいトラブルとその対処法」について紹介しました。
今回紹介したトラブルは以下の7つ。
- 発送前に商品の問題に気づいてしまった…
- 商品を返品(返金)したいと落札者から連絡が来た
- 発送したにも関わらず、落札者から「商品が届かない!」と連絡が来た
- 落札者が受け取り連絡をしてくれない
- 届いた商品が破損していると連絡が来た
- 落札者からの入金がない
- 落札者から無理なお願いを執拗にされる
それぞれトラブルによって解決策も変わってくるため、正しい手順できちんと対処しましょう。
また、「Yahoo!オークション」は保障サービスも充実しています。
保障サービスの中には、知らないだけで損してしまう「お得」なものもあるため、利用しておくことをおすすめします。
ミスやトラブルは適切に対応し、より快適に「ヤフオク!」を利用してくださいね。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。