
初めてこうした事態に遭遇した方にとっては非常に不安でストレスのかかる出来事ですが、実はeBayにはセラーを守る仕組みがあります。
本記事では、実際に筆者が経験した事例をもとに、「関税未払+暴言バイヤー」への冷静かつ効果的な対応方法をステップごとに解説します。
✅ 事例の概要:こんなメッセージが届きました…
「DHLは高すぎる!関税と手数料は払わない。ラケットが戻ったらお前がどうすればいいか知ってるよ」
「Chúpalo(スペイン語で非常に下品な表現)」
→ これは単なるクレームではなく、**明確なポリシー違反+暴言(abusive language)**です。
🔰 1. 絶対にやってはいけないこと:怒って暴言で返す
どれだけ理不尽なことを言われても、こちらが暴言を返してしまうとeBayの保護が受けられなくなります。
まずは感情を抑えて、やり取りはすべてチャットで記録を残しておきましょう。
eBayは、丁寧に対応しているセラーを必ず守ってくれます。
🛡️ 2. チャット内容をもとにeBayへ正式に報告・エスカレーションする
**「Help & Contact」>「Contact us」**からサポートへ連絡
日本のeBayセラーポータル(Japanサポート)とUS本体の両方に並行して報告するのがおすすめ
報告内容には以下を含めましょう:
注文番号、商品名、バイヤーID
受けたメッセージ内容(暴言・関税未払いの主張)
「話し合いでの解決は困難である」と明記
🚛 3. 配送業者にも状況を共有しておく
返送される可能性がある場合、事前に配送業者(例:DHL、SpeedPAKなど)にも伝えておくと安心です。
✍️ワンポイント:
海外返送は送料が高額になることが多いため、バイヤー側が受け取り拒否した場合、「現地で破棄処理」してもらうのが最安になるケースも。
💰 4. セラーは原則として売上を守られます
eBayのポリシーでは、
「輸入関税・通関手数料はバイヤー負担」と明記されています。
つまり、商品を発送している限り、セラーには返金義務がありません。
その後、仮に税関・配送業者からセラー側に費用請求が来た場合は、売上から支払って終わりです。
⭐ 5. ネガティブフィードバックも削除対象になります
筆者のケースでは、バイヤーから実際にネガティブ評価を付けられましたが…
✅ 暴言の証拠と関税未払いの証明を提出したことで、すぐに削除されました!
つまり、「暴言+関税未払い拒否」はeBayでも特に重く見られるポリシー違反ということです。
✅ 最後に:落ち着いて、記録を残し、eBayに任せましょう
バイヤーの一部にはどうしてもルールを無視した行動をとる人もいますが、eBayはセラーを守るための制度を整えています。
自分から暴言を吐かない
証拠を残して相談する
対応に困ったらeBayに頼る
この3つを守っていれば、あなたの評価も売上も守られます。