
「ここ数日、なんだか反応が鈍いな…」
と感じるタイミングって、時々ありますよね。
私自身、7月7日・8日あたりはウォッチ数や購入通知が明らかに減っており、いつもと比べて静かな印象を受けました。
こうした“売れにくさ”には様々な要因が考えられます。今回は、最近の市場の流れを踏まえつつ、考えられる背景と対策について、あくまで一つの仮説として整理してみました。
🗽 アメリカの「独立記念日」直後というタイミング
まず、この時期に注目したいのが**7月4日(アメリカ独立記念日)**の存在です。
これはアメリカにおける最大級の祝日であり、例年この前後は多くの方が連休を取り、旅行や家族行事に時間を使う傾向があります。
当然ながら、ECサイトを巡回する時間や消費行動も一時的に減る可能性があります。
さらに、連休明けの週は「出費を控える」「日常に戻るための調整に時間をかける」方も多く、購買行動が全体的に落ち着くこともあるのかもしれません。
📉 月初+週明けというeBayのタイミング
加えて、eBay上でも月初の週明けは売上が鈍くなる傾向があるという声もあります。
たとえば:
プロモーション設定の切り替えや反映の遅れ
システム内のアルゴリズム調整
バイヤー側のクレジットカード締め日や支払日の影響
など、いくつかの要素が重なり、プラットフォーム全体の動きが鈍る可能性があると推察されています。
これも断定はできませんが、複数のセラー仲間と話していても「月初は静かに感じる」という共通認識は少なからずあるように感じています。
🛠️ 今できる対策:流れを整えるためのアクション
こうした“売れにくい周期”に入ったようなとき、私が意識しているのは以下のようなシンプルな施策です:
1. プロモーションの再設定
一度Promoted ListingsをOFFにして、少し時間を空けて再設定。これだけで表示順位や流入が改善することがあります。
2. ウォッチ付き商品のSend Offer送信
ウォッチがついている商品に5〜10%のオファーを送るだけで、思わぬ即決につながるケースも多々あります。
3. 季節感を意識した文言追加
タイトルや説明文に「July Deal」「Summer Offer」「Independence Week」などのフレーズを加えると、バイヤーの目に留まりやすくなる印象があります。
🔍 売れにくい時期は「仕込みのチャンス」と捉える
eBayは日々の波が大きく、突然売れ始めることもあれば、急に静かになる時期もあります。
しかし、こうした“谷”の時期こそ、仕込みや改善のタイミングと考えるようにしています。
出品ページのブラッシュアップ
価格や在庫の見直し
新カテゴリの出品準備
SEO対策や説明文テンプレの整備
など、日々の売上に追われていると後回しになりがちな作業を進めるには、ちょうど良い時間かもしれません。
✍️ まとめ:市場の波を読みつつ、自分の流れを整える
「なぜ売れないのか?」という問いに明確な答えはないことも多いですが、
「どんな背景があるのか?」「いま何ができるのか?」という視点を持つことで、気持ちも前向きに切り替えることができると感じています。
eBayには必ず波があります。だからこそ、その流れを読みながら、自分自身の出品や戦略の波も整えていくことが大切だと、日々の運用の中で強く感じています。