
古名 飴@管理人
こんにちは!
今回は、ebayで海外に商品を販売するときに必ず知っておきたい「税金(VATや関税)」に関するルールを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
今回は、ebayで海外に商品を販売するときに必ず知っておきたい「税金(VATや関税)」に関するルールを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
海外発送では、商品を送っただけでは終わりません。
国ごとに「どんな税金がかかるのか?」「誰が払うのか?」「どうやって伝えるのか?」を理解しておかないと、お客様(バイヤー)とのトラブルになってしまいます。
もし、自分で行うのが怖い場合は発送代行さんなどを活用しましょう❤️🔥
僕も正直見きれない部分はあるのでお願いしちゃってます!
目次
1. 税金にはどんな種類があるの?
海外への販売で関わってくる主な税金は以下の3つです。
税金の種類 | 内容 | 課税される条件 |
---|---|---|
VAT(付加価値税) | 日本の消費税のようなもの。国ごとに違う。 | 主に注文金額に応じて発生 |
関税(Import Duty) | 国境を越えてモノを入れる時にかかる税金。品目ごとに違う。 | 一定の金額を超えると発生 |
州税(Sales Tax)や手数料 | アメリカなどでかかる地域ごとの税や、宅配業者の手数料など | 国や地域によって異なる |
2. 注文金額によって「誰が税金を払うか」が変わる
以下の表を見てください。これは「注文金額」によって、ebayが税金を代理で徴収してくれるかどうかをまとめたものです。
国・地域 | ebayが代理徴収する条件(注文時に税金徴収) |
---|---|
EU(ヨーロッパ) | 150ユーロ未満 |
イギリス | 135ポンド未満 |
オーストラリア | 1000オーストラリアドル未満 |
アメリカ | 関税は800ドル以上/Sales Taxは金額に関係なく発生 |
カナダ・中国・イスラエル・中南米など | ebayではなく、すべて現地でバイヤーが支払う |
ノルウェー・シンガポール | どんな金額でもebayが代理徴収 |
フランス(特殊) | 150ユーロ以上でもVATだけはebayが徴収(関税は現地支払い) |
つまり、
- 一定金額未満であればebayがバイヤーから税金をあらかじめ徴収します。
- 金額が大きいと、バイヤーが現地で追加の支払いをしなければならない場合があるんです。
3. ebay注文時に税金が徴収されているか確認する方法
注文情報の「Order Details」に、以下のような税金コードが書かれていれば、ebayが代理で徴収済みです。
税金コードの例 | 国 |
---|---|
IOSS - IM2760000742 | EU |
GB123456789 | イギリス |
ABN123456789 | オーストラリア |
✅ このコードはとても重要!
この税金コードがある場合は、インボイス(送り状)の「住所2欄」に必ずそのまま記載してください。スペースがなければ品名の横でもOKです。
📌 税金コードの記載を忘れると、バイヤーが税金を「二重に払う」ことになり、確実にトラブルになります!
4. 高額注文のときに注意したいこと
150ユーロや800ドルなどを超えると、以下のような負担がバイヤーに発生する可能性があります:
- VAT(付加価値税)
- 関税(品目ごとに異なる)
- クーリエ会社の手数料(例:DHLの税金徴収手数料=約16ドル)
💡 このような注文では、事前にバイヤーに「税金がかかること」を伝え、了承を得てから発送するのが安心です。
バイヤーが「関税OK!」と言ってくれたら発送、ダメならキャンセル。これがトラブル回避の鉄則です。
まとめ
ebayで海外発送するなら、「国ごとの税金ルール」は必須知識です。
- 小額注文:ebayが税金を代行してくれる
- 高額注文:VAT、関税、手数料が現地でかかる可能性あり
- 税金コード:インボイスに必ず記載!
バイヤーとの信頼関係を守るためにも、「税金の扱い」=ビジネスマナーと考えて対応していきましょう!