【海外発送初心者向け】ebay輸出で知っておきたい「国ごとの税金」ルールまとめ

  • 2025-05-08
  • 2025-05-12
  • ebay
古名 飴@管理人
古名 飴@管理人
こんにちは!
今回は、ebayで海外に商品を販売するときに必ず知っておきたい「税金(VATや関税)」に関するルールを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

海外発送では、商品を送っただけでは終わりません。
国ごとに「どんな税金がかかるのか?」「誰が払うのか?」「どうやって伝えるのか?」を理解しておかないと、お客様(バイヤー)とのトラブルになってしまいます。
もし、自分で行うのが怖い場合は発送代行さんなどを活用しましょう❤️‍🔥

僕も正直見きれない部分はあるのでお願いしちゃってます!


1. 税金にはどんな種類があるの?

海外への販売で関わってくる主な税金は以下の3つです。

税金の種類内容課税される条件
VAT(付加価値税)日本の消費税のようなもの。国ごとに違う。主に注文金額に応じて発生
関税(Import Duty)国境を越えてモノを入れる時にかかる税金。品目ごとに違う。一定の金額を超えると発生
州税(Sales Tax)や手数料アメリカなどでかかる地域ごとの税や、宅配業者の手数料など国や地域によって異なる

2. 注文金額によって「誰が税金を払うか」が変わる

以下の表を見てください。これは「注文金額」によって、ebayが税金を代理で徴収してくれるかどうかをまとめたものです。

国・地域ebayが代理徴収する条件(注文時に税金徴収)
EU(ヨーロッパ)150ユーロ未満
イギリス135ポンド未満
オーストラリア1000オーストラリアドル未満
アメリカ関税は800ドル以上/Sales Taxは金額に関係なく発生
カナダ・中国・イスラエル・中南米などebayではなく、すべて現地でバイヤーが支払う
ノルウェー・シンガポールどんな金額でもebayが代理徴収
フランス(特殊)150ユーロ以上でもVATだけはebayが徴収(関税は現地支払い)

つまり、

  • 一定金額未満であればebayがバイヤーから税金をあらかじめ徴収します。
  • 金額が大きいと、バイヤーが現地で追加の支払いをしなければならない場合があるんです。

3. ebay注文時に税金が徴収されているか確認する方法

注文情報の「Order Details」に、以下のような税金コードが書かれていれば、ebayが代理で徴収済みです。

税金コードの例
IOSS - IM2760000742EU
GB123456789イギリス
ABN123456789オーストラリア

✅ このコードはとても重要!

この税金コードがある場合は、インボイス(送り状)の「住所2欄」に必ずそのまま記載してください。スペースがなければ品名の横でもOKです。

📌 税金コードの記載を忘れると、バイヤーが税金を「二重に払う」ことになり、確実にトラブルになります!


4. 高額注文のときに注意したいこと

150ユーロや800ドルなどを超えると、以下のような負担がバイヤーに発生する可能性があります:

  • VAT(付加価値税)
  • 関税(品目ごとに異なる)
  • クーリエ会社の手数料(例:DHLの税金徴収手数料=約16ドル)

💡 このような注文では、事前にバイヤーに「税金がかかること」を伝え、了承を得てから発送するのが安心です。
バイヤーが「関税OK!」と言ってくれたら発送、ダメならキャンセル。これがトラブル回避の鉄則です。


まとめ

ebayで海外発送するなら、「国ごとの税金ルール」は必須知識です。

  • 小額注文:ebayが税金を代行してくれる
  • 高額注文:VAT、関税、手数料が現地でかかる可能性あり
  • 税金コード:インボイスに必ず記載!

バイヤーとの信頼関係を守るためにも、「税金の扱い」=ビジネスマナーと考えて対応していきましょう!

 

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