#94:ボクシング部の思い出【朝丘 大介】

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ボクシング部の思い出

 

学生のころ、プロレスラーに憧れた僕は、初代タイガーマスクの174センチに身長がなったら、本格的なレスリングのトレーニングを始め、将来はプロレスラーになろうと心に決めていた。

 

 

 

だが、高一のころ、過度な筋トレをしたおかげで、とまった身長は伸びなかった。

 

 

 

仕方なくボクシングをやることにした。

 

 

 

大学のボクシング部に入ると、インターハイで銀メダルを獲った先輩がいた。

 

 

 

僕はトレーニングを開始した。

 

 

 

まずは縄跳び。三分やっては一分休んで、を十セットぐらい。

 

 

 

シャドーボクシング。ステップの練習。パンチングボール。

 

 

 

先輩の構えるミットにパンチし、アドバイスを仰ぐ。

 

 

 

スパーリング。

 

 

 

それらをこなした。

 

 

 

ボクシングをやってみて、映画『ロッキー』のボクシングはフットワークも使わないで殴り合う〈変なボクシング〉であることがわかった。

 

 

 

現実のPRIDEで、高山とドン・フライがボコボコに殴り合うというロッキー的な試合が、格闘技史上最高のベストバウトの一つになったこともあるが……。

 

 

 

トレーニングを始めて三か月が経ったころ、自分のボクシングに限界を感じてしまった。

 

 

 

素人は、ボクサーが〈パンチを見てよけている〉と思っている。

 

 

 

だが、実際は、相手の肩を見て、ちょっとでも肩が動いたら、もうよけている。

 

 

 

相手がパンチを出してからかわそうとするのでは遅いのだ。

 

 

 

自分がパンチをかわされないようにするため、肩をすこしも動かさないようにするパンチの強制をしながら練習していた。

 

 

 

僕は反射神経が悪いので、〈ボクシングはセンス〉ということに気づき、早い時点で見切りをつけてしまった。

 

 

 

そのころ、バイト先のガソリンスタンドで、美人の女性スタッフから、

 

 

 

「朝丘くんのかわいい顔がパンチでグチャグチャになったら、やだなー」

 

 

 

と言われた。その言葉は、「拳闘よりモテ人生のほうがいい」という意味で説得力を持った。

 

 

 

結局、女性とは事務的な用件以外、縁のない人生を送ってしまったが、僕は全部員の前で土下座し、ボクシング部を辞めた。

 

 

 

同時期、小説の面白さに目覚め、自分に合っているのはボクシングよりも書くことだ、と気づき、小説を書き始めたのだが、これだけは絶対に何があっても辞めないと心に決め、その決心は鈍らず、30年経ったいまでも執筆活動は続いている。

 

 

 

ちなみにボクシングをかじっても、僕は生き方を魅せるプロレス派だった。

 

 

 

ボクシングや格闘技は、〈点〉であるが、プロレスはストーリーが〈線〉となり、繋がっていく。

 

 

 

話の先を読みとく面白さがある。

 

 

 

かつてプロレスファンだった僕は、昭和、平成のプロレスラーの相次ぐ引退でプロレスから遠ざかってしまったが。

 

 

 

ボクシングとプロレスのどちらが強いかは、猪木対モハメッド・アリのDVDを入手し、参考にした。

 

 

 

モハメッド・アリといえば、黒人運動を行った歴史的人物で、ミルコ・クロコップやヒョードル、ヒクソン・グレイシーよりも知名度が高かった。

 

 

 

情報のない時代だった。

 

 

 

世間的には世界チャンピオンのアリが絶対に強いと思われている時代なのだ。

 

 

 

その中で猪木はよく戦った。

 

 

 

いまの総合格闘技だったらパンチをかいくぐってタックルに入るのだが、タックルはアリ側によって禁止されていた。

 

 

 

猪木はアリにスライディングキックを再三再四見舞い、アリを苦しめた。

 

 

 

猪木は男らしかった。

 

 

 

さて、ここで以前僕が漫画のねたに考えた下らない小噺をしよう。

 

 

 

銀座の高島屋で催された『世界の俳人展』に足を運んだときのこと。

 

 

 

カーロス・リベラみたいな男性が会場をフラフラと歩いていた。

 

 

 

どうしてカーロスが?

 

 

 

中年オヤジが

 

 

 

「あっ!」

 

 

 

と声をあげた。

 

 

 

「ハイジン違いだけれど、カーロスも立派な代表的ハイジンだね」

 

 

 

そう。カーロス・リベラは矢吹丈とのボクシングの試合で、丈にぶん殴られ、〈廃人〉になってしまった世界的ボクサーだったのです。

 

 

 

最後に一句。

 

 

 

キミがやってもぼくしんぐ

 

 

 

……うーん。すまぬ。

 

 

 

© 2025 Daisuke Asaoka

 

 

 

 

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