#102:人と距離をとるようになった現代【朝丘大介】
最近、本を上梓した。
昔だったら、出版社から箱で届いた自著を近所の人に差し上げていたが、もう本を差し上げる人もほとんどいなくなった。
近所つき合いがなくなった。
処女作を出したのは、18年前。そのときは、ご近所に拙著を配り、本を媒体としてご近所さんと仲良くなった。当時、交通事故の後遺症で働けなかったという自分の事情を知ってもらえた。
十年経てば、街も人も変わる。
「ずっと応援しています!」「次は絶対に買います!」と目を輝かせておっしゃっていた、当時本を差し上げた近所の人たちは、18年が経ち、引っ越したり、亡くなったり。
生きている人も、
「もう疲れちゃって、本は読めないよ」
と嘆息している。向かいの家のご主人は、目も衰えて、毎日体調も悪くて、もう生きていたくないよ、と。
ある年配のご近所さんは、これから本をブックオフに売りに行くんだ、とおっしゃっていた。
終活というやつだ。
親の時代は近所つきあいがあった。
ご近所が集い、英会話をやったり、ケーキを作ったり。
いま、つきあいをしようと思っても、どこにもそんなつき合いをしている所はない。
近所に友だちを作るのではなくて、ネットやサークル、セミナーなどで、自分の幸せな友だちを他に作っていきましょう、というような塩梅だ。
新しく引っ越してきた人は、顔を合わせても挨拶もしてくれない。
友だちや親戚に聞いても、みんな似たり寄ったりだ。
兄に話してみたら、
挨拶をしないアパートやマンションの住人たちが一戸建てを持ち始めたからではないか、
という見解だった。
新潟から神奈川に引っ越してきた職場のスタッフの女性が、マンションの隣人に挨拶に行こうとしたら、大家さんに「挨拶には行かないでください」と言われたという。
今の人は、人と関わりを持たないほうがラクでいいという。素っ気ないほうがいいという。
かつてのような同じ地域のご近所さんとつきあう、一つの時代は終わった。
そういえば、巷では、カウンターに隣席を仕切る仕切り板があるラーメン屋や、利用者が自分で商品をスキャンし、支払いを行なうセルフレジの店が増えているが、将来的には完全に人とのコミュニケーションが減る世の中になるのだろうか。
現代人、特に若者は他者とのコミュニケーションを回避したがっているようだ。
職場のスタッフによると、いまの新卒の社員で一番苦手なのは電話業務だという。
というのも、小学生のころからスマホを持たされ、誰から電話がくることが予め
わかっているから、誰からかかってくるかわからない電話は怖くなるそうだ。
無理に人間関係を作ることはない。
なのではあるが、これも世の流れとはいえ、寂しく思う。
©2026 Daisuke Asaoka
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根本 圭悟
帝王学ビジネスデザインで
自分もクライアントも幸せの歯車を加速
CT Rain LLC 代表/独立8年目
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自信があるので複数商標を取得して運用
それでもまだ、より大きな成果を得るために日々研究
✧7年で約6億4千万売上
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